【物語は繰り返す、私が私である限り】 

【壊れ切った幸せを 未だ捨てることもできず 夢に眠る】

【間違いだらけの”貴方”の答えを抱きしめていたい】

【貴方が認めたくない未来はなぜ起きた? 貴方が目を逸らした事実は何?】

【不運な犠牲者より 奈落へ堕ちる咎人を選ぼう】

【愛を知り、怒りを覚え、憎しみを感じ、虚無に永遠を委ねる】

【何もしなかった罪、何も出来なかった罪】

【未来を向いて 過去を見る君に背を向ける】

【世界も未来も、いつだって弱者に残酷だから】

【過去の傷を現在で埋めようとして、いつの間にか未来も過去に囚われて】

【私が見て、君が伝えて、あなたが選んで】

【この行為の果てに求めたのは理解でも共感でもなく、自己満足】

【心を隠して言葉を晒して紡いだものの何が心に響くのか】

【私の世界は貴方と共に有り 貴方の世界は私たちと共に有る】

【忘れていた罪に何時だって蝕まれてた】

【どうせ変わらないなら せめて悪夢の前に永遠の眠りにつかせておくれ】

【残した証が いつか私を 再び形創るだろう】

【夢より儚い現実で虚ろに彷徨う旅人たちに捧ぐ】

【貴方を護ることにすら貴方の許しを請う そんな私を許す命(メイ)を下さい】

【演じ続けよう 嘘が真になる日まで】

【鏡が真実を写すというなら、鏡の向こうの私は孤独で哀れなのでしょう】

【駆け抜けた時間の中に捨てていった、今一番愛おしいもの】

【宿命が私を見捨てても、私が私を諦めない】

【くだらないものを守らされる理由を一番大切な貴方に問う】

【貴方が穢れないように身体を離して、けれど心は寄り添って】

【あの日、静かに泣いた私を 私は何処に置き去りにしてしまったのでしょう】

【壊して生み出した道だから 見えぬ瓦礫の裏側は赤く紅く濡れているのでしょう】

【貴方より大切なものを どうか見つけさせようとしないで】

【流れる風に想いをのせて、どうか遠いあの日の君にまで流れますように】

【どれだけ狂って歪んで壊れても ずっと優しい居場所が欲しいと泣いている】

【貴方が私を惑わして壊して狂わせたのなら、最期に私の命までも壊してくれませんか?】

【去り際の侮蔑の瞳がどんな優しさよりも愛おしかった】

【せめて最期の一瞬までも私らしく最悪に生きていよう】

【月陰にいる貴方が月明かりの下にいる私を嗤う】

【会えなくても貴方が安らかに眠る夜が何よりも愛おしい】

【生命無き灰色の世界で最期の散る花になりましょう】

【自ら手放した愛に再び価値を求めるなら、それはもはや”愚か”と呼べるでしょう】

【貴方の一時の幸せが私の幸せも、未来をも壊したと知っていますか?】

【たった一つの言葉にこれだけ狂わされるなんて、誰が予想したでしょう】

【崩れかけの足場でまだ、貴方は何を為すというのですか】

【いつかまた 終末の寸前に巡り合いましょう】

【悪夢が覚めて 初めて貴方はいないと気づいたのです】

【永遠という名の終わりを貴方にあげよう】

【長い夢の中は幸せでしたか? 短い現の中は幸せでしたか?】

【君が僕の傍にいれば、もう微笑んでくれなくてもいいんだ】

【無垢な赤い花、美しき紅い華、地へ堕ちる己が様に何思う?】

【嘘に傷つく私を嘘で塗り隠す】

【許されるはずの間違いが 許されない罪になる】

【私がいる限り、貴方の罪は永続する】

【どうか最期に魅せて 貴方の倖せを】

【貴方を忘れない為に 私は罪という傷痕を負った】

【もう誰も覚えていない ”永遠”に囚われた放浪者 】

【貴方がくれた色彩が、貴方と共に消え去りました】

【ただ、傍に居たいこの想いを「愛」などと呼ぶのなら 世界はもっと単純だったでしょうに】

【そう、私は産まれ落ちたその日に 慈しむことすら禁じられた罪人なのです】

【もう君の顔を見なくていい、君の表情に苦しまなくていい、それならこの深淵も悪くない】

【この手で”あなた”と言う名の華を摘み取る】

【あの日”護りたい”と泣いた貴方は 今宵”壊したい”と嗤う】

【声は届かず、想いは届けず、寄り添うことも許されず】

【さぁ、君の為に世界を終焉へ】

【現実を水底に落とし、私は夢という偽りの現に酔いしれる】

【いつか覚める幻を夢と呼ぶのなら、永遠に覚めない夢は現実と呼ぶのでしょう】

【誰の罰のために、貴方は罪に穢れ逝くのですか】

【白銀の月の下で、蕾のまま枯れゆく花の如く眠れ】

【赦すことを救済と呼ぶのなら、永遠に私は救いになんてなれやしない】

【貴方が咲かない華だから、愛おしいのです】

【願いを空に流し続けたら、きっといつか雨となり私の願いは地へ降り注ぐ】

【最後の温もりは貴方の最期】

【人々が私の罪や罰を謳うなら、私は私を生み出した世界の罪を謳いましょう】

【さようなら、最愛の絶望】

【明日よりこの輝く瞬間のために尽き果てよう】

【最後の一音が終わるまで、君を観ているから】

【貴方に向かって歩いていったはずだったのに、いつの間にか貴方に背を向け立ち止まっていた】

【その手を離しておくれ、握り返せなくなる前に】

【足掻け足掻けと口にして 早く終われと眺めてる】

【想いは行き違いのまま終わり逝く】

【鮮やかに染まる花も いつかは枯れると知っている】

【もう少し、もう少しと 手を伸ばしては虚空ばかりかいて】

【この絶望的な繋がりを 希望に満ちた心で慈しんでいる】

【私という過去が色褪せるほど 貴方の未来が幸福でありますように】

【何一つ 恥じず 嘯かず 誇り高く無様に生きていこう】

【このまま見ないふりをするなら おいで 最悪の未来へ】

【最後ぐらい笑顔で消え去れたら 喜劇で終われるのに】

【さぁ、あの月を、あの空を紅く染めてあげよう】

【どうせ残る傷痕なら深いほうがいいな あなたを鮮明に思い出せるから】

【優しく冷たい雪の下で流れ逝け この罪の全て】

【深く、幸せな夢の中で消えていこうか】

【今度は煉獄でお会いしましょう】

【憧れた眩しい世界は、私を拒絶した】

【世界は変わらないから 神は誰一人救わない】

【ひとつ ふたつ 数えるたびに消えていった】

【罪人同士、罰という名の下で永遠に踊ろうか】

【貴方の絶望が私の希望】

【結末も見ずに 私を”不運”などと決め付けないで】

【最高に最悪の悲劇をお約束します】

【ささやかな崩壊を繰り返してみれば 貴方と同じ奈落に行けるのでしょうか】

【思い出して 私を  忘れていて 貴方自身の罪を】

【青い空を貴方に 赤い大地を私に】

【世界も夢も記憶も約束も 全て罪の炎で燃えてしまえ】

【私は罰を負わない この罪が永遠に赦されない為に】

【私の命も 私の魂も 私の心も 私だけのモノだから】

【いつだってカードは伏せられたままで 選択を迫られる】

【色褪せた心が 新しい色を求めてる】

【夢は夢のまま 答えさえ出せずに儚く消えた】

【積み重ねた嘘は小さな真実を飲み込んだ】

【私を求めて伸ばされた腕は 掴む寸前で掻き消えた】

【愛した君と同じくらいに世界を憎む】

【何度繰り返しても やはり同じ瞬間で貴方に恋し、同じ瞬間で貴方を憎んでしまうのです】

【正義という罪と罰という名の救いを愛した】

【生きることすら許されないなら ”許さない”全てを壊し、崩そう】

【希望という絶望を求めてしまうことを止められなくて】

【足掻いて足掻いて底の見えない深みへ沈む】

【光に届くことのなかった 一輪の日陰の花】

【耐えることが”強さ”なら ”弱さ”だけ抱いて終わりたかった】

【高く高く 君の夢見た遥か高くまで 風が君を運びますように】

【澄んだあの瞳は 今や私を映せぬ程に淀み濁りて】

【沈み逝くなら 今度は永遠の紅と黒の世界へ】

【貴方にこんな思いをさせる為に 私は今まで生きてきたんじゃない】

【もう届かない あの日は とおく とおく 遥か遠く】

【I is you. However, you are not me.】
(私はあなたです。しかしあなたは私ではありません)

【君の紅い飛沫は きっとこの歌を何よりも美しく彩るでしょう】

【なぜ貴方は泣くのでしょう きっとその目に映る醜い世界が悪いのでしょうね】

【何千回目の最愛の再誕】

【何故、私を死なせてくれないのですか】

【君への手向けに たくさんの紅い花を咲かせてあげる】

【次は最期まで愛してあげるから】

【昨日を繰り返してください せめて今日を繰り返してください 貴方がいない零時なら迎えたくないのです】

【叶うならば 貴方をこの手で殺められますように】

【儚い花ならば 散る前に摘み取り 永遠に愛でましょう】

【貴方を呼び止めたい想いが 涙とともに溢れて言葉になりやしない】

【僕らは何時何処で道を違えていたのだろう】

【誰にも罰すことのできない 僕らの罪】

【最悪で最低で最愛の罪の約束を交わそう】

【何度 貴方を 私の心を傷つければ この泡沫の幸福から抜け出せるのですか】

【君と出会う前の記憶が もう思い出せない】

【この手を掴んで 貴方の為だけに伸ばしたこの手を】

【君はまだ愛しているのですか その冷たい地の下で君を捨てたこの世界を 】

【優しいのに壊れたの?優しいから壊れたの?】

【逃げた先で足掻いた愚者の骸を見た】

【私を置いて流れ続ける時の河】

【悲劇を惑わせ 喜劇に参加し いつしか飽いて観劇に座す】

【共に堕ち逝く為に生きたのに なぜ貴方が在ないのですか】

【次は何を恐れていればいいのでしょう】

【足掻いて 嘆いて 哭いて そして絶望の先で 果てなさい】

【君は光を選んだ 貴方は闇を選んだ だから僕は境を歩いていこう】

【こんな空虚を抱えて どこへ歩めと言うの】

【あなたへ与える罰は孤独です】

【僕の物語は もう最後のページがどこかへ落ちてしまったよ】

【僕らの軌跡は踏み荒らされてもう何も見えやしない】

【こんな地獄の中心が 何故尊く見えるのでしょうか】

【私を狂わせたのは貴方 貴方を追い詰めたのは私】

【僕らはもう 背を向けてでしか触れあえないのだから】

【その心を深い深淵に沈めてみれば さぞかし美しく歪むのでしょう】

【君を許した世界で私だけが 君を 許さないであげる】

【優しさすら罰なのだと】

【唄の一つでも歌えたら あの花は咲いてくれたのでしょうか】

【私という小石は 水面を暗く濁ませていくばかり】

【消えた消えた 私だけを残して全部消えた】

【最悪の結末に 君の最高の最期を添えて】

【逃げ場もない 悪意だらけの選択肢に身を投じて】

【残された者同士のささやかな不幸と幸福】

【出会いと別れがくるくる回る 愛と憎悪がゆらゆら揺れる】

【貴方だけが私の世界で色を纏ってる】

【この意識の終わりまで 共に進みましょうか】

【ああ、もうこの身は か細い光にさえ痛みを覚えるのですね】

【嘘を纏い 秘密をなびかせ 惑わせていこうか 君を】

【選び取ったのは 赤黒く汚れた選択肢】

【この足も手も心も傷んで傷んで仕方ない】

【悲劇よ啼け この心に届くほど 高く 高く】

【伝えたかった たった一つの事実】

【目を塞いでいてあげる 残酷なだけの真実にあなたが傷つかないように】

【錯覚していたんだ こんな日々が永遠だと】

【大地に染み渡ったのは嘘と罪の代償】

【光の傍の深淵のままで いさせてくださいね】

【あなたが塗りつぶした世界を あなたの隣からまた色づけていこう】

【もう泣いても大丈夫だよ もう泣かなくてもいいんだよ】

【還る術すら知らぬ迷い子よ】

【煤けて消えたのは儚い想い】

【そろそろ 立ち止まってもいいですよね】

【迷い 惑え 我が導きのままに】

【君は何処へ逝くのですか 私はずっと此処にいるのに】

【幻想の奥底のたった一つの現実】

【9割の疑心と1割の信愛】

【何処へ行こうか 何処で逝こうか】

【この魂を汚しても 失いたくないモノがあったから】

【心の水面に生命の波紋を 惑いの霧に想いの光を】

【苦しいと藻掻くうちに 君を深く傷つけていて】

【たった一度だけでいいから 抱きしめて欲しいと願った】

【狂おしいほどに 優しい唄を教えてあげよう】

【その翼は その身を天へ届けようと 其の心を舞い上げること叶わず】

【世界を赤く染め上げる為の 正義という安っぽい口実】

【この手を汚し続けられる世界を望んだ】

【夢見る子供の時間は終わりにしようか】

【頬を流れた滴は 罪か心か】

【永久に繰り返し 何度でも堕ちていく】

【汚れた羽は 空へ還る術すら忘れ堕ちて】

【こんなにすれ違う私たちが 同じであるはずがない】

【この狂気は愛おしいほどに私を蝕む】

【姿は異形であろうとも 所詮この心は人の猿真似よ】

【心が揺らぐ程 想いが遠ざかる程 白は黒へ 天は大地へ】

【幻でも もう一度だけ逢えるのなら そこに 迷う意味などないの】

【美しく歪むその微笑みに 狂おしいほどに惹かれていて】

【愛おしい有限に せめてもと 無意味な永遠を捧げて】

【宵闇に降る白の花弁は 決して"救い"などではないけれども】

【あの日の言葉は 今も私を護る風となりて】

【振り向かなくていいよ ちゃんと私は側にいる】

【儚き幻にも 映すべき景色は在るのですから】

【その微笑みが 最期への覚悟なのだと 知らずにいた】

【生きる意味を見つけた 終わらせる意味を知った】

【指先すら もう届かないから 散り逝く羽根よ君の元へ】

【ひとしずくの温もりを まだ忘れられないから】

【あの空を壊して そしてこの箱庭を永遠まで続けよう】

【どれだけ狂って壊れても ずっと優しい場所が欲しいと泣いている】

【踏み潰されて醜く枯れた花でも 私はずっと愛しています】

【生きてと願った 笑ってと祈った 幸せに、と手を振った】

【痛みの深さだけ流れたとしたら この命 終われるのでしょうか】

【たった一つの希望よ 今はまだ 眠りについていて】

【その名を呼ぶこの声が君の意志を崩すと 知っていてもなお】

【忘却の罪の代償に 赤黒く呪われた義務を果たしましょう】

【おやすみなさい いつか夢で逢えますように】

【今宵の刃は 一際 赤く 温かな歌を奏でる】

【儚く永い 幸せな時間でした】

【醜くとも 空へ還れるなら】

【痛みが 哀しみが 優しさが 最後の勇気に変わるから】

【"私"が終わり 私は再誕を迎える】

【向けられた刃こそが この愚かな望みが果たされた証でした】

【君は 指し示した道ではなく 行き止まりの道を真っ直ぐ歩む】

【永遠の迷路で 穏やかな悪夢を見ましょうか】

【君にだけ許された 私の最期の贈り物】

【同じ足で 違う大地を歩き 同じ瞳で 違う景色を眺めていこう】

【私のために私は微笑んだ 私たちのために貴方は微笑んだ】

【あなたを抱きしめたくて 星空に手を伸ばした】

【温もり満ちる君の笑顔と 冷たさの染みる銀の刃】

【救うはずが ずっと救われていた そんな情けない幸せ】

【最期の大いなる命よ 私の亡骸を横たえ 穏やかに息尽きなさい】

【瓦礫と命の残骸を重ねて 身勝手な死神は 頂点に佇み微笑む】

【私が終わることで 君の罪は ようやく忘却へと至るのですね】

【今度は最後の直前だけ書き換えて 繰り返しましょう 私の望む永遠に至るまで】

【描いた希望すら 焼き消されるように 最愛の煙が 酷く目に痛む】

【風が強く激しく 歌う その涙を隠したあとで 君がまた笑えるようにと】

【命の営みの骸は 鎮めの流れを受け 穏やかな追想の眠りにつく】

【大地に哭いた命は今 悠久を流れる 愛しい風になった】

【優しい表情を向けて 君の笑顔を見せてと 縋ってしまう もう鼓動すら感じられないけれども】

【残された時間の中では 叶わないと知る そんな願いを どうか受け継いで】

【奇跡で結ばれた縁だったのなら さぞ愛おしいものだったのでしょう】

【せめてその永久が 誰も阻むことのない 穏やかなものでありますように】

【限りなく祝福に近い 地を這う者への哀悼歌が 美しく響く】

【言葉にも音にも形にも成らない 感情の渦だけが 今この場所を支配する】

【誰かが求めた 誰かが導いた 果てに残るは 記憶と残骸だけと知っていても】

【抗う鳥は 開かれた扉を前に 傷つきすぎた羽を閉じ 静かに座り込んだ】

【違うようで 違わぬ路を 繰り返しただけの 空虚な遊戯だった】

【この輪を 繰り返すのなら 次の私が この心の欠片を拾ってくれますように】

【私たち 最後の最後で ”同じ”には なれなかったね】

【”死”は 怖くはない 震えもしない ただ涙が溢れて止まらない】

【”長かったね”と 笑い合って 二人の翼は 青い空で 誇らしく羽ばたいた】

【この心は 貴方を 護る力などないけれど 貴方を 守ると誓えます】

【私を生かした 君を殺した 深く昏く濁った感情に 最後の感謝を】

【痛みを隠した 涙をこらえた 忘れたくない あの日の君の笑顔】

【選ぶは終焉 選ばせるは 鈍い苦い痛みの味】

【何故 嘘をつきましたか 何故 君のいない世界に 私を残したのですか】

【誰かが罪深い その名を呼ぶ 誰も個の名を知らぬが故に】

【禁忌の代償に 君は消える 残酷な奉りの光となる】

【何一つ消させはしない この愛も この記憶も この罪も】

【重ねた黒い陰から 逃げるように 君を強く抱き締める】

【堪え 押さえつけて いつか解き放つ術を 忘れてしまった】

【憎しみでも愛しさでも 君に想ってもらえるなら】

【終わる寸前に夢見た 始まりの記憶】

【終焉の為の再誕の道程】

【届かないと知っているから 伸ばす前に切り裂いてしまおう】

【祈る誰かなどいないけれど 祈り続けることに この命の意味を感じた】

【届かない祈りと 消えゆく希望を 貴方に手渡そう】

【喪われ 礎になりて 永遠となれ】

【還ることのない 風に舞う 砂になることを望もう】

【どれだけ変わろうと ”変えれない”のだと ただ力なく呟いた】

【この背にあるのが 対翼だったのなら 君を何処までも追えたでしょうに】

【無力だった過去を悔いて 懺悔の犠牲者に甘んじて ずっとずっと微笑んでいたい】

【光に忌まれた身で 希望を求めることを どうか赦してください】

【光を憎めず けれど想いを捨てきれず ならば闇に自ら囚われよう】

【私が私になった日から 私は私を許せない】

【巡って廻って やっとこの場所に戻ってきたよ】

【未来もない街の路で 切れ間の光を浴びた花を 私だけが知っている】

【涙とともに紡がれた歌は 最後の小節を経て 微笑みで終わる】

【君がいてくれたから 傷だらけでも 私は歩むことが出来るのです】

【雨粒も 泥跳ねすらも 紅を帯びて映るのは 何故ですか】

【幸せの向こうの 避ける術もない 悲劇の影を視た】

【届かない 真実は存在するのに 君はもう過ぎ去ってしまった後だから】

【”出会ってくれて ありがとう” などと思う事の罪深さよ】

【残酷な結末に震える君が せめてこの腕で泣けるように】

【今日を笑顔で終える人々に 何となく手を振ってみた】

【無辜の姿を借りて ただ歪んだ慈愛だけを 与えている】

【いっそ物語のように 星々の手で 隔ててくれればよかったのに】

【どうせ壊れる楽園なら せめてこの手で終わらせてしまおう】

【罪の名を告げてください その名すら知恵の果実だと 貴方は申すのですか】

【永遠の為に たった一度の終焉を】

【私という存在は 個であることを許されなかった】

【白い空が 弔いの儚い華をくれた】

【広がる冷たさも 痛みも 悲しみさえも 傍らの君に届きませんように】

【愛しい闇に 届かない音を 永遠に 永久に 流していよう】

【カタチのない全てを残したまま 永い夢へ帰ろう】

【”最悪”で最高なハッピーエンドを 君と】

【去りゆく世界に 想いを隠して 精一杯の祝福を】

【鮮やかな記憶の分だけ 愚かに笑って歩いて行ける気がするんだ】

【弱さで出会った 強さで歩んだ 愛しさで立ち止まった】

【こんな命以外に縋る道を 示してください】

【思考を奪い尽くすほどに悲しすぎる幸福でした】

【命も宿さない冷えた白刃で 貴方の熱と命を受け取ろう】

【私と共に響き 私を置いて過ぎ去っていく】

【焔の陰で 消えた面影が色を帯びる】

【帰り道が分からないと 嗤い 辿り着く場所が見えたと 微笑んだ】

【違う色の未来を 同じ色の夢を】

【幸せな色の記憶は 触れるたびにくすんでいった】

【私の心は君と共に 君の願いは私と共に】

【触れて穢してしまった その全てが 愛しい私の世界】

【狭まることも遠ざかることもない 僕らが佇むべき その距離】

【いつか来る終わりにも変わらず 色づくなら】

【花白を謳い 華と散れ】

【届かない花が此処にあります 届け先の判らない想いが私にあります】

【綺麗に飾られた全ては”虚偽”】

【偽りの名前だけが存在証明】

【この痛みは まだ私を壊すに至らない】

【俯いて眺めた自分の影は ただ ただ 悲しそうで】

【雨は歌い 雪は囁き 風は啼く】

【動けない足を どうか嗤って】

【振り上げた腕を せめて赦さないで】

【温かなその心に 深く深く 苦い傷痕を付ける】

【異端と孤独に嘆く君を ありふれた言葉で】

【善でも正義でも大義ですらない 私の我儘を繰り返す】

【哀しい嘘の蓄積が 抱きしめた腕から零れ落ちる】

【この道の終わりが 君の為の優しい景色でありますように】

【君の今日を さようならの昨日で祝福しよう】

【鋭い旋律で 嘆きの歌を奏でよう】

【また冷めていく 終わらない温もりを カタチにして届けたいのに】

【声も視線も 交わらない 二人の結末】

【刃を振るい 赤に塗れた その先に "君"はいますか?】

【貴方がくれた歌を歌おう 祈りと命の 全てが終わったこの場所で】

【刻まれた記憶の中で あの日の時間を 静かに止めた】

【指と指を重ねて 最後の景色を 切り撮った】

【飲み干して 飲み下して 空を眺めながら 穏やかに息をついた】

【真っ白な道に 黒く汚れた足跡を 残し 刻む】

【私の永劫が終わる 君との久遠が始まる】

【引き摺った足の跡が 誰かの雨に流れて消えた】

【最後の最期 何処にも届かない 初めての恋を抱いた】

【掌で触れた肌に 熱も光もなく ただ静かな冷たさばかりで】

【下り坂の道へ 優しく促して 落とし込んだ】

【夢うつつの中で見る 幻と現実の境の 何もないゼロの景色】

【長く歪な寄り添う影が 私を遮りながら ゆらゆらと哂った】

【箱庭を残したままで 泡沫に還ろうか】

【君の白が永遠であることを 灰色の体を引きずったまま 願う】

【平行線の想いは 袋小路で ぶつかって 向かい合った】

【動けない私と 置き去った君は 視線も指も ぶつからないままで】

【気づいてるくせに 全部蔑ろで 笑顔を繰り返すのね】

【美しい均衡の台座に 悪戯な 指を掛けた】

【何もできない 何一つない その”愛”以外は】

【手に馴染んだ 冷えた感覚が呼ぶ 始まりの無音と 終わりの喧騒】

【星空の下で 遠くて近い 向こう側を仰いで 泣いた】

【命無きモノよ 哭き響け 確定された未来を憂うように】

【真っ白な中の 違う色を 不自然な真新しい白で 塗り隠した】

【特別たちが 煌めいて 寄り添えなかった そんな物語】

【綺麗な瞳と 笑顔と 言葉を 真っ黒な手を伸ばし 向ける】

【手放した ifは 優しい夢幻の中で 再構築される】

【綺麗な笑みだけを残して 散り急いだ 一輪の華】

【震える手を 伸ばして 怯えを含んだ 優しい指が その手を取る】

【浅い呼吸で 深い深い 愛を唱える】

【くるくる くるくる 繰り返す この物語は 喜劇か悲劇か】

【この場所は 遠すぎて もう声は聞こえない】

【ひらり揺れて 切り取った 世界を 少しだけ見せびらかした】

【悲劇の次は 幸せな笑顔の物語を】

【朽ちゆく君へ さよならの口づけを】

【微笑みながら 遠い天を 利口な愚者を 嘲笑った】

【綺麗な空 無垢な夢を 大地に叩きつけても 綺麗なままで】

【這い上がるような 重い感覚は 心だけを 時間から 置き去りにする】

【呪いのような願いを 綺麗な夢に 換えて魅せていく】

【欲張りな僕は あの音色を 誰も知らない 何処かに奪い去った】

【忘れられた物語を 忘れていく 君だけが 記憶する】

【泣きながら 君は君自身で 君の鏡を砕いた】

【花吹雪の中で 君はどんな表情で さよならを告げたの】

【此処にいる私を 私は知らない】

【目隠しをして 耳を塞いで 君の知らない 赤の他人のままで】

【痛みも涙も愛も 消えていく 歪んでいく 狂っていく】

【貴方の時計の針を xxる者は もういない】

【罪のない罰を 静かに受け取った】

【君のいない 空へ 唄う 君のいる 大地で 舞う】

【繰り返す過ちを 嗤う 繰り返し続けた過ちを 笑う】

【"寂しい”と 涙を零して それでも この場所で 君を待つ】

【愛も祝福も知らず知らずな死に損ない】

【私を侵蝕する毒は 甘くて苦い】

【暗がりの中の 深い孤独は 愛を求める】

【言葉を忘れて ただ 愛しさを 強く抱きしめた】

【貴方の為なら 戦えるのに 貴方の隣に いられない】

【光の中で 空の雫を残し 映す虹の色】

【最初で最期 せめて 終の舞台へ エスコートさせて】

【星屑のような 淡い夢で 私は 世界を彩る】

【暗い夜空で 目を閉じて 満天の 星の下 目を開く】

【還した鍵を 再び 君に託しましょう】

【事実の訪れに 虚ろな蝶が 空へ還っていく】

【痛くて邪魔な糸だったけれど 切り落とすことは できなかった】

【言霊に溶かした 感情が 確かな力に変わる】

【花束から 不意に落ちた 一輪を 物言わぬキミに捧ぐ】

【手を広げて 握り締めた 花びらを手放した】

【獰猛に 奪い尽くし それでも喰らうモノを 探すばかりの 敗北者たちよ】

【自由だと 告げられた先にあるのは ただ真っ白な 闇でしかなくて】

【悠久の物語の中で 何度あの一輪を見ただろう】

【溢れた想いに 静かに沈んで 消えていこう】

【瞼の向こうの景色が ちぎれて 消え逝くだけの残光になる】

【唱も無く 言も無き 空の塵芥に さようなら】

【長く一時の 恵みに 地は静かに歌う】

【彷徨い 揺らぎ 不安定な足で 行き着く場所へ】

【乾いた空気に触れた喉は 痛みと愛の歌を紡ぐ】

【魅せられた 見つめていた 永遠に 届かない場所だから】

【焦土の中で 思い出は鮮やかに 咲き誇る】

【解けた 糸の名を かつて ”愛”と呼んだ】

【穢れ無き その瞳が 曇る前に どうか目を閉じて】

【宵に鳴き 響け歌え 宴を始めよう】

【何色に染まり 何色の幻へ還るの】

【熱を帯びぬ キスを交わし 空っぽの言葉を囁いた】

【幼いだけの 幼稚な感情を 叩きつけてたら 君を救えましたか?】

【腕も脚も 痛ましいまま その眼が 口元が 獰猛に 恍惚に 甘美に 歪む】

【確かに在ったはずの あの日は あの瞬間は もう面影すらなく ただ 遠い】

【規則的に 繰り返される 無情な物語】

【大切な たった一つ 残骸の中で 抱きしめて】

【青の意を知らず あの鳥を 撃ち落とした】

【閉じて 塞いで 優しい 幻の中へ】

【跳ねた水音の 告げる 静かな残影】

【私は膝を叩いて 貴方は腹を抱えて そう それでいい それがいい】

【多きい荷物を 何度も 入れ替えて 不安と期待の ”明日”はやってくる】

【夜に運ばれる 淡い優しさは 暗いだけの道を 少し 照らしてくれる】

【何もない部屋から 雲すらない 大空を観た】

【どれだけ 夢現を望んでも 最後は 君の抜け落ちた 現だけで】

【哀れみは いらないから 研ぎ澄まされた 殺意で 向き合って】

【誰かが 存在も 証明もない 私の罪を 醜く叫ぶ】

【その傍らで在り続けることが 私を 私にするのだから】

【君が 貴方が 罰を望んだ 私の 自業自得な罪の下で】

【私の愛は 薬ですか 水ですか 毒ですか】

【その"無理だよ"って 誰が? 私が 言ったんだっけ】

【私を見ない 私への声が 私の嘆きに変わっていく】

【君の陰で 守られて 君が 倒れ伏すまで 見送ってしまった】

【僕を 否定して 歩き出した 君の道を 祝福している】

【いつの頃から 敵を薙ぐ刃で 君を 傷つけていたの?】

【今更 何を為しますか もう壊れた後なのに】

【君に届かない たった一段の高さが ただ苦しくて】

【傷だらけの道も まだ通れる場所なのだと 貴方が笑った】

【敗北者の声を 耳に留めて ただ ただ 泣いた】

【夢の中で 幻の中で 何よりも深い 痛みを知った】

【蹲る 涙の影を 踏みつけた 無垢を悔やもう】

【互いの 視線が ずれて 貴方の表情が 見えなくなった】

【"お帰りなさい"は もう一度 会える日まで】

【切り落とされた 貴方に繋がる糸を ゆっくりと結び直す】

【閉塞の世界の 僕らに 広い世界は 大きすぎて】

【"正義"の下の 戦渦の中で 優しい"正義"が 私を抱きしめた】

【弱くて 離れない そんな手を 繋いで 今はまだ遠い家に ゆっくり帰りましょう】

【眩しい外を眺めながら もう少しだけ と 怠惰に目を閉じた】

【涼やかに 促して 追えば 軽やかに 逃げていって】

【漏れる光だけが 気休めだと 寒い世界で 哂うだけ】

【我侭に 甘えて 離さないで 溺れて 縋り付いて】

【空も大地も ひとつになる瞬間】

【悲しい哀しい 繰り返し 私へ 私が 終わりにしよう】

【笑顔で 突き立てられた刃が 積み重ねた"何か"を崩した】

【ざわつき始めてた 店の中で 君と会えるまでの 時間を 数えた】

【空の一片を映して 温もりの中で 静かに揺らめいた】

【出会った この瞬間に 路は 赤い眼で 示された】

【その声は その叫びは 終わりまで 僕らの 時を止める】

【冷たい 赤の中に 君がいるなら 私の 鮮やかな 紅を 分け合おうか】

【二つの 前を向いて 一つの 未来を 共有しよう】

【いくつもの 感情の中で 一番 真っ直ぐな 答えを】

【私と 貴方が 掲げた 食い違う 正義の形】

【酷く綺麗な空だから 負けないぐらいの 最高の笑顔を返してやろう】

【それは 人混みの中で 掻き消えてしまいそうな 何かだった】

【私たちの間に 傷つけたものは すり減らしたものは 何も無い】

【揺らり 揺られながら 置いてかれた 色を眺めた】

【間違いの 今の中で 失った 答えの先が 通り過ぎた】

【温もりが ひとつ消えた後の 世界は 少し 色が消えた 気がした】

【青い空へ 背を向けて くすんだ 空へ 瞳を向けた】

【君の 孤独な夢を 私にも 手渡してください】

【君が 先に泣いたから 僕は 滲む空を 黙って 仰いだんだ】

【沢山の 不合格の 重さの中で まだ 抱えろと 言うのなら】

【決して 赦さないで こんな慈悲を こんなエゴを】

【歩くだけじゃ 足りない道だから ずっとずっと 駆け抜けていけ】

【分け合うことすら 苦しいから 君の 痛みの 全てを 私に与えて】

【もう 真実なんて 届かなくていいから】

【何故 君は こんな世界で こんな場所で 美しく 微笑むの】

【何処にも行けない 積もるだけの 痛みが 私を遺すから】

【触れて欲しいよ けれど 踏み込まないで と 願うよ】

【真っ暗闇でもいいんだよ ただ 連れて行って 最期まで】

【ありもしない 希望だって 潰えるまでは 救いだったんだ】

【やっと 貴方の影を 幻を 見つけた気がした】

【遺された 嘆きの残像を 癒す術を 知りたくて】

【もう 響いたまま 終わらない 狂おしい 旋律を 君に】

【覚えていて けれど 忘れて こんな私がいたこと なんてさ】

【この闇は 私を窒息させるから 包み込んで 終わらせて】

【永遠にさえ 居場所がないなら 刹那の 終わりに沈みましょう】

【都合のいい 夢の中でさえ 貴方は 笑ってなんてくれないから】

【誰かが定めたルール 世界が 軋み逝くまで 私が振りかざそう】

【君に手渡す ありふれた花に 二人分の願いを託した】

【背徳の足音を 知って尚 私は その罪を選んだのだから】

【すこし 軽い 足を動かして 温もりを 独占した】

【いつか 遠ざかって それでも 変わらず 背を押して】

【同じ場所には 多分 行けないけど】

【掻き消えることのない その自由な 後ろ姿が 未来に 手を 伸ばした】

【二人分の音が 砕けて 形を変えて 私たちの旋律になった】

【響く 旋律よ 大地に轟く 罰の 始まりであれ】

【笑顔と 祝福の中に 埋ずめた 綺麗で 静かな お別れをしましょう】

【10度 繰り返しても ”それ”は ずっと 変わらずに】

【優しい君が 選べない道を 僕が 引き受けよう】

【重苦しい想いを 織り込んでも尚 それは甘く優しくて】

【ただ一言だけを 僕に託して 君は 手を振った】】

【均衡を 崩して 全部 深い夢に 沈めよう】

【仕様もない願い事が 憂鬱な今日の 陽射しになるのかもしれない】

【綺麗なだけじゃ 辿り着けない 日常だったから】

【手を放した 貴方を それでも 想っているから】

【永遠の罰を与えて 救いと赦しは いらないけれど】

【黄昏を超えて 静かな 終わりへと】

【捨て置かれた 想いへ 安息を祈ろう】

【最高の時は もう 過ぎ去ってしまったから】

【命に迫れ それでも この脚は止まらない】

【この一瞬は 辿る途中なのか 辿り着いた先なのか】

【映らなければ 不安になるのに 見つければ苦しくて】

【知恵も 罪も 愛すらも 貴方は 喰らって 哂うのだから】

【宛先も無い 形もない けれども 此処に辿り着いた】

【言葉を知る 意味を知る けれど 其の形を 知ることはなく】

【憎んだ 怨んだ 返ってきただけの その罪を】

【叶わない夢で 逢いましょう】

【壊したがった 世界で 護りたかった 願い事】

【綴じるほどの 輝かしい 夢を 宙に見ている】

【儚い栄光に 心からの奉仕を捧げましょう】











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ここからよそ様のイラストに付けた一行詩
(何とか拾えたものだけ)




【瞳に映した別れ道 そのどちらにも正解などありはしない】

【蒼空の様な 歪みなき光の刃であれ】

【紅く染まった罪の枷 終わりの果てに二人を繋ぐ糸に変われ】

【無邪気で純粋で遠慮のない お願い 1つ 要求します】

【この声は 調べとなるか 戒めとなるか 道となるか】

【何処へ歩む 何処で息つき 何処に逝く】

【穢す事も傷すらも許されない 狂気に最も近い潔癖】

【せめて、穏やかな笑顔に見えれば幸いです】

【想いの粒を流す度 私は 花は 美しく舞い咲く】

【護る様な 護られた様な そんな歪さ】

【この虚無はどうすれば消える? この心に まだ 何が足りないの】

【その笑顔だけで 十分だったのに】

【逸らすなら勝手にしなさい その瞳が真っ直ぐに私に向くまで 私が追えばいい】

【紅く明かく咲く 彼岸の花が こんな深淵に咲き揺れる】

【女々しいと思われるでしょうか それでもまだ、いまはこのままで】

【生まれ持った光浴びる鮮やかな黄金も 所詮この瞳にまで届かぬ光】

【どんな花よりも美しく貴方の心に咲き誇る華になりましょう】

【小さく 儚く 弱く 活きて 愛おしい】

【何度否定されればいいのだろう この花に託した この心を】

【聞かせてあげないよ この言葉は私たちだけのモノ】

【今 この瞬間、この腕の中に君がいるだけでいい】

【終わらないように 繰り返せるように 今はただ、この幸せに身を委ねていようか】

【栄光の紅は脆く崩れ、闇に堕ち】

【愛と哀の華を宵の果てまで散らせましょう】

【その瞳に映る彩は きっとどんな景色よりも美しくて 愛しいでしょう】

【あたたかさを想う度 形無い幻に哀しく寄り添う】

【差し込む光に背を向けて 射す陽光で祝福を】

【ゆらゆら揺れる甘い水面を飲み下してみせようか いっそ無慈悲に流してみせようか】

【終わり終わった後も 憶い想っています】

【流れ舞って いつか優しい陽の視える場所で 静かに落ちて”朽ちれれば” なんてさ】

【白だけが取り残された 深い紅の世界で ”私"は? どちら?】

【鮮やかな彩りを添えて 貴方の為に 華やかに舞い踊りましょう】

【さぁ 定めましょう 映しましょう その価値を】

【どんな陰に居ようと 愛しいから 守りたいのです】

【貴方から始まり 僅かな熱を感じながら それは私のモノとなる】

【赤い夢に魅せられたまま 青い夢で目を閉じる】

【ステップ踏んで ワルツを踊って 火花散らす銀の祝福】

【穏やかな 淡い世界で 華の刻を待つ】

【瞬きも 輝きも その総てを 焼き付けなさい】

【その足跡を追って 君へ追いつく優しい未来を 目指してみようか】

【優しい君よ 笑顔の花咲く華となれ】

【刹那の時間を寄せ集めた 那由多の刻を見つめた】

【もし 不幸だと泣けてたら 足を止められただろうに】

【高さの違う世界に 届かない けれども 笑い合いたいと】

【天(そら)に穢れ無き 愛を光を 秩序の名で】

【この熱は 温もりは どこか冥い】

【心を打ち付け 飾れ 美しく 揺るがぬように】

【青を包み 白に咲き 赤に痛み 其の花は咲く】

【愛しい景(かげ)に 微笑みを 贈りましょう】

【君が映さない景色を 私の目は映そう】

【愛の欠けた 美しく冷えた天(そら)】





【軽やかな輝きを 煌めきの風凪を】


【何処へ行こう? 光を目指そうか 風と共に歩こうか】



【痛みのように紅く 悲しみのように蒼く 想いのように虹色に輝く】



【空が 大地が 世界が色とりどりに染まる 真っ白な私だけを残して】

【青の世界は 何一つ語らない ただ穏やかに拒むだけ】



【君たちが行き着く光の場で 佇んで待ち侘びる】



【たゆたう命 荒ぶる風に映して】

【蒼炎を呼ぶように 白の羽舞う何時かの道】

【白の陰に触れて 光の強さを慈しめるように】

【翻る姿は 花のように はしゃぐ姿は 風のように】

【残酷に回る流れの中で 私は 微笑むだけの 光を掴んだ】



【視線は距離に阻まれて 届かなくて】


【様様の輝きが 砕け逝く道を 進んでゆこう】
【不完全に "私"という存在を 最後の欠片を手にしたままで 加えよう】


【優しい揺らぎのまま その目に映ればいい しずむまで】


【色のない景色の向こう側で 私は 新しい色を待っている】


【結んだ縁に 重なる影に 光を映そう】


【光も陰も 宙をも超えて 君と同じ場所まで】

【月に 願いは届かない】
【冬は 止まない】

【月が隠れた夜の星は大層綺麗に輝くけれど】
【私は 昏い世界でも 淋しがり屋の 月に触れていたいから】




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特殊編(よその子テーマソングイメージ一部詩




【ほら私は今 どんな姿 どんな笑顔 全部 心からの姿だから 受け取ってね この幸せ(むぅ〜さん宅梅)】


【この唇に触れるは 貴方の温もり ただそれだけ 
この足を 冷たい底果てへ 向かわせるは 貴方への愛だけ(月森さん宅クラウジア)】

【下り続けた 階の段 その道のりの途中 差し出された掌は(月森さん宅ヴォルフラム)】

【繰り返しの其の前に 凛然と ただ一度の身で 立ち塞がる(月森さん宅パンドン夫婦】
【メビウスの途中を 切り取って 行き止まりへとたどり着こう(同上】
【二度と 揺らぐことのない この結末を 掴みとろうか(同上】
【君の望む幸せを 君が想う結末まで 連れて行こう(同上】

【生かされた嘘に 吹き消した命を重ね 硝子に閉じ込め灯した光 …さぁ これが私の道標(月森さん宅タナトス)】
【私の世界では 命と悲劇が同一で すべては繰り返す夢のように 呆気ない(同上)】

【私が震える空を斬り裂いてしまうから きっとこの音は 貴方まで届かない(月森さん宅佐和山)】
【縋り追わなければ この魂(いのち)の意味すら見定められない(同上)】

【散る花を追った この心は剣 行く先を視た この知は盾(月森さん宅石田三成)】
【この魂は未だ 揺らぐ弦すら無く 勇みの旋律を奏でている(月森さん宅三成】

【向けられた憐れみも 捨て置けるから 影を追う足と 振り下ろす刃だけください(月森さん宅ラッへ)】
【独りで歩いた 道の先は 何も無い 思い出の夢の中でさえ(同上】

【澄んだ天(そら)は黒い逆さまへ角度を変えて いつの間にか 濁る雲とくすむ大地へ変わる(月森さん宅ウリエル】
【歩む意味 進む意味 振り返る意味 それら全てに”命”を与えてください(同上)】

【熱に触れてみたいな、って 伸ばした身体はどこまでも真っ白で(月森さん宅ソフィア】

【私を貫く 罪であり善 その名が ただ 愛おしくて(月森さん宅リリス】

【何もない冷えた色が 温もりの色から全てを奪っていく(月森さん宅シエラ】
【痛みの先が私の求める光なら 重苦の中でも 私は変わらず微笑みましょう(月森さん宅シエラ】
【全てが崩れても 果てることのない想いは 誰かを照らす陽光と成れるはず(月森さん宅シエラ】

【求める心と 逸らしてしまった瞳が ただ哀しくて仕方ない(月森さん宅シエリア】
【優しい情景は夢幻 こんな自分は 差し込む光にすら手を伸ばせない せめて光を浴びた花を抱きしめて 祈って 想って(同上シエリア】
【届かなくなるほどの先でも その笑顔が続くように 手を繋いで願おう(同上】

【鮮やかな才の中で 時間だけが未熟で(月森さん宅ミラ】
【鋭いその先端を 力無い手のひらで 強く 押し込んだ(月森さん宅ミラ】


【不安定な私の中で その姿だけが鮮明でく(月森さん宅リリィ】
【その背中に目を向けて 誰かの視線から目を逸らした(月森さん宅リリィ】

【奈落の地に 無垢な闇のまま 冷たい脚を繋ぎ止めよう(月森さん宅地の鎖】

【虚ろの言に 紡がれない言霊を解かして アタシは嗤い "私"は唄う(月森さん宅憑唄】

【優しく 愛おしく ”最期”を君に贈るよ(月森さん宅彦根)】

【この温かさが ”愛”でないはずがないでしょう?(月森さん宅被虐】
【一時の鮮やかな温もりで 大きな紅い愛を描こう(月森さん宅被虐】

【壊れて何もない跡を 眺めた瞳の奥も 欠けて崩れて何もない(月森さん宅加虐】

【空の色彩で 褪せた大地で 黒の宵を覆い隠した(月森さん宅アルテミス)】

【艶やかに染まることでしか 伝えられない(月森さん宅イリス】

【掠めて霞め 恍けた言葉に惑わされて 霞め(月森さん宅篠崎零士】

【少し悪戯な光は 隠した瞳に すこしだけ世界を反射した(月森さん宅アルベルト】

【戯れも戯言も 何一つ思い通りにいかない(月森さん宅アルミス】

【ふわりと揺れ ひらりと舞い 花は無邪気に色付く(月森さん宅こうめ】

【触れた愛のままに 白は舞い遊ぶ(月森さん宅アラエル】

【残酷な赤を映し込めて 輝きはまた 冷たく美しく(月森さん宅スノー】 】

【微かに揺らぐ心の糸に 御伽噺のような単純で綺麗な解を(月森さん宅クラウス】

【目を閉じて 願いを抱えた君に 確かな祝福を(月森さん宅神父】

【望まれるものを遠く見つめ 望むものの前で俯いた(月森さん宅燭華】

【仄暗い現在から 深淵の夢へと 心を引き離そう(月森さん宅ポベートール】

【宙に舞い 吸い込まれていく 鮮やかな 赤の色彩(月森さん宅フィーア】

【手渡すばかりで 誰の心も喰らいやしない(月森さん宅エレーヌ】

【嘲笑って 見下して 哀れなその手を引く(月森さん宅つくね】

【抜け落ちて 0の中で 掴んだ たった1つで 求めている(月森さん宅ハナ】

【粗雑で 不格好な あなたの為の 小さな 灯火の盾(月森さん宅フラッフ)】

【この藍空の果てで 待っているのでしょうか(奈唯さん宅ダスワイト】


【輝いた 笑顔と弾丸 輝く星屑 まだお願いする時間は大丈夫かな?(nayuさん宅ニコ)】


【暖かくて 冷たくて 優しい そんな想いたち ちゃんと届くよ この身体にだって(アイオニア)】


【白いツヅジを 透明な想いを 銀の剣を 偽りだらけの心に捧げて (来さん宅楠)】
【歪みとズレと重なりを 繰り返して 身勝手に 見つけようか 答えを(来さん宅リャンヴェル&ヒサメギ)】


【微笑んだ数だけ 星の輝きに手が届きそう そんな気さえした(くいなさん宅牡丹)】
【駆け切った風の音に 輝きの色が交じってる(同上)】


【光を遮って 生まれた影 気づいて 見ぬふりをした(須賀夕純さん宅 佐羽)】
【読み終えられた言の葉は 静かに鋭く焔を帯びる(須賀夕純さん宅 大和瀬真奈貴)】
【その約束された終わりを 新たな続きで 繋ぎとめよう(須賀夕純さん宅 輝名】

【君の声が 笑顔が この始まりを 日常を いつだって愛おしくする(やつむさん宅アルバ)】
【茨の道でも その先に君の姿があるというのなら 駆け抜けることすら躊躇わない(同上】

【この瞬間と いつかの感情に まだ 形を知らぬ その言葉の名を(やつむさん宅レジィ】

【冷たく 沈み込む闇は 細やかに密やかに 
剣(つるぎ)を鈍く輝かす  そんなささいな光さえも飲み込んで(サンさん宅シュラ)】
【光と希望なら 感じている きっと 陽光のように輝くだろう】(サンさん宅ライア)
【広い空の下を駆け抜けて 吹き抜けた風を追いかけてみた(サンさん宅ライア】

【異質だというなら それすらも強さにしよう(サンさん宅イーリス】

【少し遅い 始まりに 同じ意志で すぐ近くの 違う景色を(サンさん宅アルトとライザ】


【あと何度 哭いた痛みの中で目を閉じれば 私の世界は崩れるの?(あさひさん宅青空)】
【永い雪の後の 綺麗な終わりの空を眺めていた(同上)】


【長く穏やかに 響き消える薬のように 捉えられぬ程の 水面であればいい(ルーファさん宅ザキ)】

【崩れていく 目に映るものも 形のないものも  歪みの中に残された自分は 薄暗い虚ろを歩いている(ルーファさん宅ラン)】

【掠め 傷跡を付ける澄んだ破片(ピース) 霧散して光る残骸の中で 私は立ち尽くすのだから(ルーファさん宅テラ)】

【優しい音なら護れますか? 鋭い刃なら守れますか? 穏やかな彩りなら笑えますか?(ルーファさん宅フェイン】

【過去は不自由に 未来は不完全に そして 私たちは現在に(ルーファさん宅サーク】

【綺麗な白の線引きを 汚れた靴で踏み潰して 嘲ろうか(ルーファさん宅フェアラート)】

【薄ら笑いの仮面を持ったまま 少しだけ重い空を見た(ルーファさん宅フランド)】

【無彩色な現(うつつ)から 彩りの偽りへ堕ちる(ルーファさん宅ヒュプノス】
【地の言を紡ぎ 空の葉のように流れていく(ルーファさん宅ザキ&ルート】
【破片は 物語を口遊む 欠片は 伽話を記憶する(ルーファさん宅伝承】



【説くことは言葉だけ なんて妄言 誰の定めですか(輝夜さん宅ギフト)】
【簡潔で簡単な 永遠に答のない道を(輝夜さん宅 影月焔】
【長い長い時間の一瞬で 鮮烈に 輝くのだから(輝夜さん宅魔法使いさん】


【巡り螺旋 真白の中で孤独に色付いた花よ どうぞ 優しい風に舞い遊んで(或さん宅春日雪晴)】


【ぬるく冷えた赤い会場 貴方の紡いだ歌劇を歓迎しましょう(とうかさん宅 宮本愛路)】
【冥い想いを抱きしめて 重く冷たい風で 貴女に纏う(とうかさん宅 小鳥遊 初音】
【閉ざした 箱庭を眺めて 恍惚を抱きながら 優しく微笑む(とうかさん宅 榊原 伸一】


【澄んだ言葉を紡ぎ 真っ白な笑顔で君を見た(メニュロノムさん宅るら】
【赤い愛の物語を 何度でも綴りましょう(メニュロノムさん宅 花咲か坊っちゃん】

【開いた扉の自分の後ろ まだあの日が影に溶けている(八角さん宅セイン】

【赤と黒の輝きを包み込んで 残酷な優しさで微笑んだ(望月灯華さん宅アウェー】
【影も黒も溶かす 灰色の褪せた人波の中で 独り何処かを眺めた(望月灯華さんヴェルディ】
【灯りは 移ろい 暗い紅まで 堕ちて消えた(望月灯華さん宅羅刹】

【翠風の先の 紅い黄昏で 強がる術を視つけてみよう(木枯 夜月】
【一筋の光だけを映す 水晶のイデアであれ(ガナッシュ・パンドラ)】
【僕らは夢を周る そうやって日常は廻るから(椿屋冬馬 椿屋颯馬】



【影を追う微笑みは 酷く歪に陰を帯びる(真有紀さん宅朝霧美月)】

【半分の空白を 夜は覆い 月は隠す(晶月翠羽さん宅リヒト)】
【始まりを告げた花弁は 陽を映した色のままに 舞い踊る(晶月翠羽さん宅アーリエス)】

【絡みつくような重さが怖くて 少しだけ 前ではない何処かを眺めた(深璃さん宅 矢信)】

【軽い躰を置き去りにして 風雷は 鮮やかさだけを残し消えたた(深璃さん宅 玲喜)】

【祝いの中で泣いた命は 今を駆け抜けて笑う(ジロロさん宅オリコ】

【花が舞遊び 華が降り注ぐ空を 微笑みで見送り 幾度も繰り返す(エリスさん宅エリゼ】

【赤い旋律に静かな舞台で 火花に心躍る戦闘(ダンス)を 楽しみましょう(澄倉 遥さん宅ブラッディーずきん】


【光無い夜 貴方の音に 耳を澄ます(ルナさん宅高伊奴・フリューゲル・京介)】
【届けよう 形のない それを 厚い雲の向こうの 輝きにまで(同上)】

【触れる数だけ 傷をつけた 痕をつけた 「 」を刻んだ(甘峯朔&満)】


【血に濡れた 足跡を 雨に濡れた 泥の下に 何度でも 埋めてしまおう(影都千虎さん宅セレス)】
【"其れ"は しずみなく 宙を見開いた(影都千虎さん宅バケリンゴ】


【打ち捨てられた頁が 澱みを帯びて 今、害と成る(朝の光さん終末世界の生き残り誰デザ企画子)】
【絞まり逝くような 祝福の中で 逝くことは亡く(影都千虎さん終末世界の生き残り誰デザ企画子)】


【私が 繋げていく 次の夢へ 遠い果ての向こうへ(一粒二十四万倍様マルティーナ・エルネデッタ)】


【壱番に駆けつけて 手も届かない深みにも 繋ぎ留めて その手を掴もう(RianQさん杉並壱樹)】
【昏々と懇々と 戯れましょう この螺旋の段で(RianQさん北見瀧多喜)】


【鮮やかな闇の中で 淡い安息に沈む(風月 或さん夜久 イチ】