【目隠し空探し】


帰り道を 見失った 子供の影
いつか 零に消えていくだけ
暗い森の先の 途切れた吊り橋
気づかないまま 走り出すばかりだね
目隠しされた 空の下で
青い空を嗤う 酔の夢
橋の糸が 切れるまで
浸って 終わるって 信じてた

ふと駆け抜けた 光の水面
白い闇まで続いて
闇向こうから 伸びた手が
この 腕を引いたから

取り払った 目隠しの 向こう側
初めての空というやつは
まだ 雲の向こうの 夢幻で
遠くて 哀しくて 届かないもので
歩きはじめる 意味を 見つけられたよ
いつかいつか 目に映るでしょう
私だけの 空の色
I found the darkness i should sink.